読書

【読書】FACT FULNESS ファクトフルネス【世界を正しく見れるようになる。】

今年始めて本屋で、
ハンス・ロスリング氏の『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を購入して、読みました。

世界の見方を変えてくれる良書です。

この本が伝えたいことは、本の表紙にも書いてあるように、”データを基に世界を正しくみる習慣”だと思います。

しかし、僕がこの本を読んで印象に残っていることは、

世界はゆっくりだが、確実に良くなっているというところです。

僕は、楽観主義でもないですし、悲観主義とも違いますが、どちらかというと、未来に、あまり希望はもてなくて、世界は今現在少しづつ悪くなっていると漠然と感じていました。

ニュースとかをみている事実から、現実問題、未来にあまり希望はもてないなと思っていました。

しかし、著者がデータを基に示してくれる、過去から現在の状況は、これからの未来も希望がもてます。

まず、表紙をめくってみると、1番最初のページに”世界保健チァート”というのがのっています。平均所得と平均寿命を表しているんですが、日本という国がかなり恵まれた位置にあることに、あらためて自分が住んでいる環境が、かなり恵まれているということに気づかされます。

世界は先進国と途上国に分けることは、すでにできないと言います。レベル1〜レベル4の区分で分けることが適切だと。
レベル1というのは、1日あたりの所得が、2ドル以下の人たちです。
かれらは、極度の貧困状態にあります。
対して、レベル4は1日の所得が32ドル以上あるひとたちです。裕福な消費者であり、日本人もこの区分に入ります。

最初に13の世界に関するクイズがあります。それを解くことにより、自分がかなり思い違いをしていることに気づかされます。

僕が驚いたのは、
この20年で極度の貧困にいる人たちは半減しているそうです。

2000年前後から現在で、そこまで貧困の状況は変わっているらしいです。

テレビを見ていても、世界は全然良くなっていると分かりません。むしろ悪くなっているんじゃないかと思います。そしてSNSの発達により、確度が低い状況が、さも事実であるかのように、発信されます。

しかし、精度の高いデータを用いて、分析をすると、リアルな世界の””が見えてきます。

世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、どんどん物騒になっている。金持ちはより一層金持ちになり、貧乏人はより一層貧乏になり、貧困は増え続ける一方だ。何もしなければ天然資源ももうすぐ尽きてしまう。

上記のような先入観をみんなもっているのではないかと、著者は問いかけていますが、まさに僕が不安に思っていることが、書いてありました。
人はドラマッチックな世界の味方が好きで、どうしても、極端な見方が印象に残ってしまいます。

しかし、世界はそんなドラマチックでなく、去年も来年も世界はあまり変わりません。

人々は極端な話を好みますが、参考にはなりません。

特にSNSが発達して、個人が極端な思想、考えを発信する人が印象に残りますが、それらの情報はあまり役に立たないと思います。

知識を得て、世界をありのままに見る難しさ及び重要さを教えてくれる良書です。

正しく見ること、世界に対する味方をアップデートすることは、特に大切なんだと分からせてくれました。

今現在さまざまなリスクがいま現在進行中もしくは、未来に起きることが予想されますが、

世界は確実に良くなっているという客観的なデータを見ることによって、心が穏やかになり、希望がもてるようになる本です。

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